不眠症に悩んでいるあなた!睡眠不足の解消法や治療法教えます!

皆さんは、普段よく眠れていますか?

早めにベッドに入ったのに寝つきが悪くて、結局眠りについたのは深夜になってから。

気持ちよく寝ていたのに、なぜか途中で目が覚めてしまって、その後は全然眠れない。

今回は、そんな悩みを持つあなたに、よく眠れる秘訣を教えたいと思います。

 

まず、眠れないからといって、すぐに睡眠薬に頼るのはNGです!

睡眠薬を飲まなくても睡眠不足は解消される場合があるので、不眠症に悩む方は次のことを最初に試してみて下さい。

 

(1)就寝前は、睡眠を妨げるような刺激を避ける

寝る前に、テレビやスマホを見たり、コーヒーを飲んだりしていませんか?

テレビやスマホが発する強い光コーヒーに含まれるカフェインは、脳を興奮させてしまうため、睡眠障害を引き起こすことがあります。

就寝前は、軽い読書や安らげる音楽を聴いたり、ぬるめの入浴を行うなど、自分なりにリラックスできる状態を作るように心がけましょう。

 

(2)規則正しい食生活と運動習慣を心がける

時間がないからと、朝ご飯を食べずに通勤、通学していませんか?

朝食は心と体の目覚めに重要です。必ず食べるようにしましょう。

また、適度な運動は熟睡を促進するため、日頃から運動するようにしましょう。

 

(3)長い昼寝や寝酒は避ける

昼寝しすぎると、かえってぼんやりしてしまったり、夜に眠れなくなってしまいます。

昼寝するなら、15時前の20~30分を目安にして下さい。

また、眠れないからといって寝酒をすると、深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となってしまいます。

 

これらを実践しても睡眠不足が解消されない場合は、睡眠薬の使用を検討してみて下さい。

 

(1)睡眠薬を初めて使用する場合は、ベルソムラがおすすめ

今まで睡眠薬を使用したことがない方には、ベルソムラという薬がおすすめです。

睡眠薬は、主にベンゾジアゼピン睡眠薬オレキシン受容体拮抗薬メラトニン受容体作動薬のグループに分類されます。

その中で、オレキシン受容体拮抗薬に分類されるベルソムラは、服用すると自然な眠りに近い睡眠を得ることができ、依存性が極めて少ない特徴を持っています。

一方、ベンゾジアゼピン系薬物は、服用すると電気のブレイカーを落としたような急な眠気に襲われることがあり、依存性や副作用が問題になる場合があります。

そのため、飲むのをやめたい時、すぐにやめられるベルソムラが良いのではないかと、私は思います。

 

(2)寝つきが悪い不眠症と途中で目が覚める不眠症では、使う睡眠薬が違う

不眠症はその症状によって、適切な睡眠薬が異なります。

寝つきが悪い場合は、効き目の短い超短時間型短時間型ベンゾジアゼピン睡眠薬を使うようにしましょう。

一方、寝ている途中で目が覚める場合は、効き目の長い中間型長時間型ベンゾジアゼピン睡眠薬を使うようにしましょう。

 

ここまで睡眠不足の解消法について書いてきましたが、一番大切なのは睡眠時間や寝る時間にこだわりすぎないことだと思います。

人によって、適切な睡眠時間は違いますし、年を取ると必要な睡眠時間は短くなっていきます。

眠ろうとする意気込みが、かえって頭を冴えさせ、寝つきを悪くするので、眠たくなってからベッドに入るのが一番良いのかもしれません。